コンパクトカーや軽自動車にはもはや欠かせないモノとなっているシートアレンジ。シートアレンジによっては、小さなボディに大きな荷物を載せることができ、利便性がとても高いです。
ホンダのフィットは、コンパクトカーの中で最もシートアレンジの種類が豊富な車です。今回は実用性が高いフィットのシートアレンジすべてを紹介したいと思います。
フィットには4つのシートアレンジがある
シートをダイブダウン(格納)したり、チップアップ(跳ね上げ)したりすることで車内に広い空間を作り出すシートアレンジ。シートアレンジはホンダの独自技術である「センタータンクレイアウト」と相性が良く、フィットはこれらを組み合わせることで、本当に広い空間を実現しています。
シートアレンジの豊富さで、フィットの右に出るコンパクトカーはほとんどないと言っても過言ではないくらいです。フィットのシートアレンジがどれだけ優れているのか、実際にチェックしてみましょう。
ユーティリティ・モード
引用元:フィット公式ページ
ユーティリティ・モードは後席をたたんで、ラゲッジスペースを広くするシートアレンジ。このタイプのシートアレンジは軽自動車から普通車まで、多くの車種に採用されているので、珍しくはないと思います。別に大したことないと感じる人もいるでしょう。
しかし、画像のように26インチ自転車を積載できるコンパクトカーが、どれだけあるでしょうか。単純にラゲッジスペースが狭く、自転車を積載できない車も多くありますが、コンパクトカーに自転車を積載したいとき、壁になるのが室内高の高さです。
天井が高く床が低いフィットだからこそ、自転車を積載することが可能となっています。また、ラゲッジスペースがフラットになっているところも、フィットのユーティリティ・モードの魅力のひとつ。段差がないので積載が簡単ですし、段差がある車より多くの荷物を積載することができます。
ロング・モード
引用元:フィット公式ページ
後席をたたみ、助手席をリクライニングすることで長尺物の積載が可能となるロング・モード。ホームセンターでショッピングしたときや、サーフィンやスノーボードなどのアウトドアをするときに大活躍します。
248cmものロングスペースを実現しているので、2mをゆうに超えるサーフボードも簡単に積載することができるのです。フィットは天井が高いので、サーフボードやスノーボードを重ねて積載することも十分に可能です。
ロング・モードを活用した場合、乗車できるのは2名となりますが、2名分のアウトドアグッズ程度なら余裕で積載できますよ。
トール・モード
引用元:フィット公式ページ
ホンダのセンタータンクレイアウトが真価を発揮するシートアレンジが、このトール・モードです。後席の座面をチップアップ(跳ね上げ)することで、最大128cmの室内高を実現。
背が高く横にすることができない観葉植物などを積載するときは本当に役に立ちます。1m程度の荷物であれば余裕です。トール・モードの活用方法はこれだけではありません。
例えば、車内でお子さんを着替えさせたいときなんかも、トール・モードの出番です。縦にも横にも広くなるので、簡単に着替えることができますよ。多少窮屈な思いをしますが、大人でも十分に着替えなどを行うことが可能です。
リフレッシュ・モード
引用元:フィット公式ページ
今まで紹介したシートアレンジとは違った魅力があるリフレッシュ・モード。
まずは前席のヘッドレストを取り外し、前方向にスライドさせます。その後、リクライニングして後席の座面と高さを合わせ、スキマをなくすなどの微調整を行えばリフレッシュ・モードの完成です。
足を伸ばしてゆっくりとリラックスできる空間が誕生します。サービスエリアでの休憩や、待ち時間ができたときは、ぜひ活用してほしいシートアレンジのひとつです。
上記のシートアレンジと比べると、活躍する機会は少ないかもしれません。しかし、1度使用すればリフレッシュ・モードの魅力は伝わると思います。
他社のコンパクトカーのシートアレンジはどのくらい?
フィットのシートアレンジの魅力は十分に伝わったかと思いますが、ここで他社のコンパクトカーのシートアレンジをチェックしてみましょう。フィットよりも多くのシートアレンジを採用している車種はいったいどれほどあるのでしょうか。
トヨタ・アクア
引用元:アクア公式ページ
今やトヨタの代表的なコンパクトカーとなったアクア。アクアのシートアレンジは後席をたたんでラゲッジスペースを広くするシートアレンジのみとなっています。
フィットのユーティリティ・モードにあたるシートアレンジですね。シートアレンジがたったひとつだけとなると、どうあがいてもフィットのシートアレンジの豊富さには敵いません。
後席ダイブダウンが可能なら、フィットのロング・モードも再現できそうな気がしますが、ロング・モードはセンタータンクレイアウトを採用しているフィットだからこそできるシートアレンジです。ですから、アクアはロング・モードを再現することすらできないのです。
日産・ノート
引用元:ノート公式ページ
日産車としてはなんとなく地味なノートですが、エンジンで発電したエネルギーでモーターを駆動させ車を走らせる、画期的なハイブリッドシステムを採用したe-POWERを発売してからと言うもの、一躍日産の人気車種へと躍り出たことは記憶に新しいです。
ノートのシートアレンジはアクアと同様、後席をたたむユーティリティ・モードのみです。ただ、後席をたたんでもフィットのようにフルフラットになるワケではありません。わずかですが傾斜ができるので、フィットのユーティリティ・モードのように使い勝手はよくありません。
マツダ・デミオ
引用元:デミオ公式ページ
欧州車のような美しいスタイリングと高い走行性能が魅力のデミオ。デミオのシートアレンジはアクアとノート同様、後席をたたんでラゲッジスペースを広くするシートアレンジのみとなっています。
デミオは国産コンパクトカーの中でも特に実用性が低いです。そのため、フィットと比べるとシートアレンジの種類は限られてしまいます。
今のところ、フィットのシートアレンジの豊富さに敵う車種は登場していません。今回紹介する残りの車種はスズキのスイフトとダイハツのトールですが、これらのシートアレンジはどうなっているのでしょうか。
スズキ・スイフト
引用元:スイフト公式ページ
スイフトは小型車の開発を得意とするスズキが、満を持して発売したコンパクトカーです。スイフトのシートアレンジもこれまで紹介したコンパクトカーと同様、後席をたたむシートアレンジしかできません。
また、スイフトは後席をたたんだ際、ラゲッジスペースと後席に大きな段差ができてしまいます。これはフィットのフルフラットなラゲッジスペースと比べると少し不便かもしれません。
ダイハツ・トール
引用元:トール公式ページ
最後に紹介するコンパクトカーはダイハツのトールです。トヨタではルーミー、タンクとして、スバルではジャスティとして販売されています。
トールは車内空間がめちゃくちゃ広いという特徴があります。これにはさすがのフィットも敵いません。また、両側スライドドアを採用しているという大きな魅力も備えています。
シートアレンジに関しては、トールはフィットの強大なライバルとなるでしょう。トールには後席ダイブダウン機構(後席をたたんだあと、床下に収納するシートアレンジのこと)を採用しています。そのため、フィットと同様にフルフラットなラゲッジスペースを実現。
引用元:トール公式ページ
さらに、後席をダイブダウンしたあと助手席をリクライニングすれば、フィットのトール・モードを再現可能です。前席と後席を連結させるリフレッシュ・モードを再現することも可能ですが、たったひとつ、フィットの後席チップアップだけは再現することができません。
つまり、これだけのシートアレンジを採用しているトールでも、フィットのシートアレンジの多彩さには及ばないということが判明しました。
フィットの豊富なシートアレンジはコンパクトカーNo.1!
代表的なコンパクトカーである全5車種を選出しましたが、どの車もフィットのシートアレンジには敵わないことがわかりました。フィットはホンダが社運をかけたコンパクトカーであることがひしひしと伝わってきます。
ダイハツのトールとは良い勝負でしたが、残念ながらトール・モードの有無でトールが敗北するというなんだか笑ってしまうような結果に。この記事を読んで、フィットのシートアレンジが如何にすばらしいか、わかっていただけると幸いです。
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