国産車の中でも、トップクラスの高い燃費性能を誇るフィット。
今回は、既にフィットに乗っているけどもっと燃費を向上させたい、という欲張りな人に向けて、フィットの燃費を向上させる工夫を紹介しますね。
また、フィットの経済性の高さについて詳しくない人のために、フィットのカタログ燃費と実燃費もお届けします。
フィットの燃費性能は?
年々良くなっているとはいえ、まだまだ不景気な世の中。
公共交通機関の発達もあって、車は以前より必要ないと言われるようになりました。実際に車を所有せず、浮いたお金を生活費や日々の楽しみで消費する人たちが増えている現在、できることならお金のかからない車が欲しいと考えている人もいるでしょう。
そんな人におすすめの車がフィットです。
現に維持費のことを考えて、フィットを所有している人はたくさんいます。フィットの特徴は、国産車トップクラスの燃費性能です。その数値はなんと37.2km/Lと驚くべき数値。
これはフィットハイブリッドの中でも、最も燃費性能が高いグレードでの数値で、実際はグレードによって増減します。
・カタログ燃費
表にフィットのモデル・グレード別燃費性能をわかりやすくまとめてみました。
フィット・ガソリン | フィット・ハイブリッド | |
エントリーグレード | 24.6km/L(20.2km/L) | 37.2km/L(29.4km/L) |
ベースグレード | 24.6km/L(20.2km/L) | 34.0km/L(28.6km/L) |
ミドルグレード | 24.2km/L(20.2km/L) | 34.0km/L(28.6km/L) |
上級グレード | 22.2km/L(19.4km/L) | 31.8km/L(28.0km/L) |
※()内は4WDモデルの数値
フィットにはまず、大きく分けて2種類のモデルがあります。
それはハイブリッドシステムを搭載しているかどうかで、分けることができます。
本来はこのような名称での区別はしませんが、わかりやすく説明するために、便宜上ハイブリッドシステムを搭載していない車をフィット・ガソリン、ハイブリッドシステムを搭載している車をフィット・ハイブリッド、として説明します。
基本的に車というのは、グレードが上がれば上がるほど燃費性能は落ちていきます。
グレードが上がると燃費性能が下がる理由は、高価格に見合う高級仕様への変更、快適装備の追加により車両価格が重くなるからです。
また、よりスポーティーな仕様に変更することによって、燃費が下がるパターンもあります。フィットにもスポーティーグレードが設定されていますが、表には載せていません。
表を見ればわかりますが、フィット・ハイブリッドの最高燃費は37.2km/L。
これはとんでもない燃費性能で、35km/Lを超える燃費性能を持つ国産車は、フィットを含めても数えるほどしかありません。
次にフィット・ガソリン。フィット・ハイブリッドと比べれば見劣りするものの、軽量な車両重量が燃費性能に貢献しています。他の車と比べるとそう悪くない燃費に、安価な車両価格が魅力の車です。
・実燃費
上記ではフィットのモデル・グレード別燃費性能を表にしました。
しかし、実際に運転したからといって、我々のような一般ドライバーに、カタログ燃費を叩き出すなんてことはできません。
それでは、フィットの実燃費はいったいどのようになっているのでしょう。こちらに関しても表にまとめたので、ぜひご覧ください。
フィット・ガソリン | フィット・ハイブリッド | |
エントリーグレード | 17~18km/L(14~15km/L) | 26~27km/L(20~21km/L) |
ベースグレード | 17~18km/L(14~15km/L) | 23~24km/L(20~21km/L) |
ミドルグレード | 17~18km/L(14~15km/L) | 23~24km/L(20~21km/L) |
上級グレード | 16~17km/L(13~14km/L) | 22~23km/L(19~20km/L) |
※()内は4WDモデルの数値
非常にざっくりとした表記になりましたが、そもそも実燃費は人それぞれ異なるもの。表の数値はあくまで参考程度で、実際は表の燃費より良い人もいれば悪い人もいます。
さて、解説に移りたいと思います。フィット・ガソリンの最高燃費は18.0km/L、フィット・ハイブリッドの最高燃費は27.0km/Lとなりました。
どのモデル、グレードでも、カタログ燃費から7割前後の数値に収まっていますね。実際に実燃費が20.0km/Lを超える車なんて、フィットを含めても数えるほどしかありません。
これを考慮すれば、フィットの実燃費は非常に良いといえるでしょう。
フィットの実燃費をさらに向上させる工夫を紹介
引用元:フィット公式ページ
いかがだったでしょうか。
フィットのモデル・グレード別燃費性能を紹介しましたが、人によっては、拍子抜けだと感じた人もいるかもしれません。たしかに、フィットのカタログ燃費と実燃費の差を見ると、ガッカリするのもわかります。
カタログ燃費では37km/Lも走るのに、実際は20km/Lをちょっと超えるくらいだなんて、期待してしまいますよね。
しかし、これはカタログ燃費が良い車の宿命なのです。
実際、元から燃費が悪い車はカタログ燃費と実燃費の差はそれほど大きくありません。しかし、これがハイブリッドカーなどの燃費が良い車になると話は変わります。
上手に走ればめちゃくちゃ良く走る分、下手に走ると燃費が悪くなりがちなのが、ハイブリッドカーなんです。とはいえ、そんな状況でも20km/Lを超えるのですから、フィットの燃費性能は高いと認めざるを得ませんね。
この話を聞いても納得できない、という人のために、フィットの燃費をさらに向上させる工夫について紹介したいと思います。
これを実践して、カタログ燃費に迫る実燃費を達成してください。
・緩急をつけた走行はしない
簡単に言えば、急な加速や急な旋回、急ブレーキなどは禁物だということ。
これらの運転は、フィットの燃費性能に大きく関わります。急加速というのはアクセルを強く踏み込むので、もちろんガソリンの消費が激しくなります。車は加速時にガソリンを多く消費します。
急ブレーキがダメな理由は、それだけアクセルを踏んでいる時間が長くなるから。
つまり、急ブレーキではなく、早めにゆっくりブレーキを踏んでいれば、その分アクセルを踏んでいる時間が短くなりますよね。アクセルを踏む時間が短くなれば、消費するガソリンも少なくなるのは当たり前です。
急旋回をすると、それだけタイヤにムダな抵抗を増やしてしまい、ガソリンを消費しやすくなってしまうのです。
・安全な運転を心がける
これがいったい、なぜ燃費を向上させる工夫になるのだと思いますか?
では、一般的に危険な運転というのを頭に浮かべてみてください。
信号が青になった直後に急発進、信号の変わり目に急加速、車間距離を詰めた走行、頻繁過ぎるブレーキ、などなど。
たくさんの危険運転が浮かんだかと思いますが、実はそのほとんどが燃費の悪化を招いています。例えば、信号が青になった直後に急発進。これは急加速をしているワケですから、もちろん大量にガソリンを消費します。
他には、車間距離を詰めた走行も危険運転に該当しますが、車間距離を詰めると、前の車に合わせたアクセル、ブレーキの操作をしなければいけません。一定のスピードを保った走行は燃費性能に貢献しますが、ちまちました加減速はガソリンを多く消費するので、もったいないですよ。
頻繁過ぎるブレーキも、これに当てはまりますね。
・長時間のアイドリングは控える
車をアイドリングしたまま、車内でくつろいだり、少しだけ車を離れたりしているのをコンビニなどで見かけますが、これは燃費の悪化に繋がります。
基本的にアイドリング時は、ガソリンの消費は少ないのですが、それでもゼロではありません。ムダなアイドリングの積み重ねが、燃費性能の悪化を招いていることを自覚しましょう。
もちろん、アイドリングするかどうかについては個人の自由なので、その点をとやかくいうワケではありません。ただ、環境には悪いので、できれば控えることが望ましいですね。
逆に、長時間のアイドリングはもったいないからといって、単距離の走行ですぐにエンジンを切る人もいますが、実はこれ、燃費性能の向上には繋がっていません。エンジンが十分に暖まっていないので、燃焼効率がダウンします。
車のエンジンをかける際にはガソリンが多く消費されているので、頻繁にかけたり切ったりというのもあまり望ましいことではないです。
実際にこれらを上手に守れている人は多くない
以上、フィットの燃費を向上させる工夫を3つ紹介しました。
基本的なことばかりですが、実際これを上手に守れている人はそれほど多くありません。フィットに限らず、現在乗っている車の燃費に満足していないのであれば、まずは何も言わず実践してみてくださいね。
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