コストパフォーマンスの高さから、老若男女に支持されているホンダ・フィット。フィットにはガソリンモデルとハイブリッドモデル、全9種類ものグレードが設定されています。
車に詳しい人ならともかく、車に詳しくない人にとっては、どれを選べばいいのかわからず、ディーラーの営業マンにオススメされたグレードを選びがち。そこで今回は、フィットの全グレードを簡単に解説。また、フィットの用途別オススメグレードを紹介します。
フィットの全グレードを簡単に解説!
フィットのグレード、全9種類を簡単にチェックしていきましょう。全9種類もあるので、価格も装備もバラバラ。
ディーラーの営業マンはできるだけ利益の高い上級モデルをオススメしてきますが、実際に購入すると「高いお金を払ったのにこの装備は必要なかった」なんてことになりかねません。ですから、ディーラーに足を運ぶ前に、ある程度どのグレードを選択するか目星をつけておくことが大切です。
フィット・ガソリン
引用元:フィット公式ページ
まずはフィットのガソリンモデルに設定されている、全5種類を紹介します。フィット・ガソリンの特徴は車両価格が安価で、全体的にコストパフォーマンスに優れていること。一部趣味性の高いグレードも設定されていますが、それも走行性能を考慮すれば十分にお買い得なグレードだと言えます。
デメリットはハイブリッドシステムを搭載していないこと。そのため、フィットハイブリッドと比べると燃費性能は低いです。それでもコンパクトカーなので、必要十分な燃費性能はクリアしていると言えるでしょう。ハイブリッドシステムを搭載していないため、エコカー減税の適用は免税ではなく、減税に留まります。
・13G・F
まずはガソリンモデルのエントリーグレード、”13G・F”を紹介。”13G・F”の特徴はエントリーグレードでありながら、十分実用的なグレードであること。
エントリーグレードというのは、車種によってはまともな快適装備、安全装備がないこともありますが、”13G・F”はそのような廉価グレードとは異なります。”13G・F”の車両価格はFF(前輪駆動)が1,428,840円(税込)で、4WD(4輪駆動)が1,623,240円(税込)です。
・13G・L ホンダセンシング
”13G・F”に質感を高める快適装備、安全装備を追加したグレードが"13G・L ホンダセンシング"です。"13G・L ホンダセンシング"の特徴は、安価な車両価格にも関わらず、安全装備が充実していること。ホンダの先進安全技術であるホンダセンシングやサイドエアバッグシステム、サイドカーテンエアバッグシステムなど、乗員を事故から保護する装備が盛り沢山となっています。
LEDヘッドライト、LEDフォグライトの標準装備により、よりカッコいいフロントマスクになっているところもポイント。"13G・L ホンダセンシング"の車両価格はFF(前輪駆動)が1,653,480円(税込)で、4WD(4輪駆動)が1,847,880円(税込)となっています。
・13G・S ホンダセンシング
"13G・L ホンダセンシング"の快適装備、安全装備はそのままに、スポーティーな装備をプラスしたグレードが”13G・S ホンダセンシング”です。”13G・S ホンダセンシング”の特徴はやはりそのシャープなエクステリア。
フロントバンパー、リアバンパーは派手で攻撃的なモノに。サイドステップもスポーツカーを感じさせるモノとなっています。極めつけは大型テールゲートスポイラー。わかりやすく言えば、車の後ろについた羽根のことです。
これらを標準装備することで、フィットはスポーツカーへと変貌を遂げています。”13G・S ホンダセンシング”の車両価格は、FF(前輪駆動)が1,790,640円(税込)、4WD(4輪駆動)が1,985,040円(税込)となっています。
・15XL ホンダセンシング
フィット・ガソリンの最上級グレードとなるのが、”15XL ホンダセンシング”です。"13G・L ホンダセンシング"の快適装備、安全装備に加え、本革巻きステアリングホイールを採用。また、リアセンターアームレストの標準装備により、後部座席の快適性がアップしています。
運転席・助手席にはシートヒーターを標準装備。寒い冬でも快適な運転ができますね。”15XL ホンダセンシング”の大きな特徴は1.5L直列4気筒エンジンを搭載していること。
これにより、スムーズで力強い運転が可能に。加速時、高速・バイパス合流時にストレスを感じることはなくなるでしょう。そんな”15XL ホンダセンシング”の車両価格は、FF(前輪駆動)が1,853,280円(税込)、4WD(4輪駆動)が2,015,280円(税込)です。
・RS ホンダセンシング
”15XL ホンダセンシング”の車両価格を超えるのが、スポーティーグレードである”RS ホンダセンシング”です。”13G・S ホンダセンシング”と同様のエクステリアを身にまとい、エンジンは”15XL ホンダセンシング”と同型のエンジンを搭載。
インテリアは特別仕様で、オレンジのオーナメントパネルやシートがスポーツカーらしさを演出しています。トランスミッションはCVTと6MTを採用。6MTには本革巻きシフトノブと、ステンレス製スポーツペダルが標準装備されています。
大径アルミホイールも装着されて、派手なスタイリングとなっています。駆動方式はFF(前輪駆動)のみの設定で、価格は2,050,920円(税込)です。
フィット・ハイブリッド
引用元:フィット公式ページ
続いて、フィット・ハイブリッドのグレード、全4種類を紹介します。ハイブリッドモデルの特徴は、やはりハイブリッドシステムを搭載していることでしょう。これにより、フィット・ハイブリッドは全グレードで、30km/Lを超える圧倒的な燃費性能を叩き出しています。
また、ハイブリッドシステムの搭載によりエコカー減税が適用。自動車重量税と自動車取得税が免税となります。これはフィット・ハイブリッドを選ぶうえで大きなメリットです。
フィット・ハイブリッドのデメリットは、車両価格がフィット・ガソリンと比べ高価なこと。これはハイブリッドシステムの搭載が影響しています。しかし、フィット・ハイブリッドには、フィット・ガソリンとの価格差を補う大きな魅力がたくさんあるので、ぜひ購入を検討してほしいと思います。
・ハイブリッド
まずはフィット・ハイブリッドのベースグレードを担う”ハイブリッド”。マルチインフォメーション・ディスプレイやエコアシスト、ハイブリッドモデル専用のセレクトノブ採用など、先進性を感じさせるモノが標準装備となっています。
フィット全9グレードの中で、最も高い37.2km/Lというとんでもない燃費性能を叩き出しています。その代わり、快適装備や安全装備は充実しておらず、車両価格を抑えて低燃費に特化したグレードです。個人的には標準装備に少し寂しさを感じるため、あまりオススメしないグレードの1つでもあります。
”ハイブリッド”の車両価格は、FF(前輪駆動)が1,699,920円(税込)、4WD(4輪駆動)が1,894,320円(税込)です。安価で燃費の良い車、快適装備や安全装備はなくてもいい、という条件であれば、最も適しているフィットだと言えるでしょう。
・ハイブリッド・F
ベースグレードの”ハイブリッド”に、実用的な装備をプラスしたエントリーグレード”ハイブリッド・F”。遮熱カット/UVカット機能付フロントウィンドウやプラズマクラスター搭載フルオートエアコンなどが標準装備となっていて、快適な運転ができるようになりました。
燃費性能は”ハイブリッド”に少し劣りますが、それでも34.0km/Lと非常に高い数値を誇っています。”ハイブリッド・F”の車両価格は、FF(前輪駆動)が1,815,480円(税込)、4WD(4輪駆動)が2,009,880円(税込)となっており、4WDに関しては早くも200万円台へ突入しました。
・ハイブリッド・L ホンダセンシング
”ハイブリッド・F”の標準装備に加え、さらなる快適装備、安全装備を追加したグレードが”ハイブリッド・L ホンダセンシング”です。エクステリアをそれほど重視しない人にとっては、”ハイブリッド・L ホンダセンシング”が実質最上級グレードにあたると思います。
燃費性能はさらに落ちていますが、それでも30km/Lを下回ることはありません。ホンダセンシングやサイドエアバッグシステムなど、安全装備が充実。LEDヘッドライト、LEDフォグライトの採用により、機能性もアップしています。”ハイブリッド・L ホンダセンシング”の車両価格は、FF(前輪駆動)が2,079,000円(税込)、4WD(4輪駆動)が2,241,000円(税込)です。
・ハイブリッド・S ホンダセンシング
”ハイブリッド・L ホンダセンシング”の標準装備はそのままに、スポーティーなエクステリアを身にまとったのが”ハイブリッド・S ホンダセンシング”。”ハイブリッド・S ホンダセンシング”の特徴はやはり、その攻撃的なエクステリアでしょう。
”13G・S ホンダセンシング”や”RS ホンダセンシング”と同様の外観をしています。このエクステリアを採用しているハイブリッドモデルは、この”ハイブリッド・S ホンダセンシング”だけです。ステンレス製スポーツペダルやパドルシフトなどが、日々の運転にちょっぴりとワクワクを与えてくれると思います。
”ハイブリッド・S ホンダセンシング”の車両価格は、FF(前輪駆動)が2,205,360円(税込)、4WD(4輪駆動)が2,367,360円(税込)となっています。これでフィット全9グレードの紹介が終わりました。
フィットの用途別オススメグレード
フィットのグレード、全9種類の特徴を紹介しました。自分にとってどのグレードがベストなのか、ある程度目星はついたでしょうか。まだ決めかねている人もいると思うので、用途別にオススメのグレードを紹介しますね。
できるだけ安くフィットに乗りたい
引用元:フィット公式ページ
まずは車両価格を抑えて、できるだけ安くフィットに乗りたいと考えている人。そういった人には問答無用で、フィット・ガソリンの”13G・F”をオススメ。
余計な装備を外すことで車両価格を抑えていて、これにより車両重量も軽いので、ガソリンモデルとしては燃費性能も高いです。
ガソリンモデルではなく、ハイブリッドモデルが欲しいという人には、”13G・F”ではなく、フィット・ハイブリッドのベースグレード、”ハイブリッド”をオススメします。
高い買い物だから後悔したくない
多くの人は新車に買い替えると、短くても5年、長いと10年以上乗ると思います。高い買い物なので、購入後に後悔しても取り返しはつきません。そういった理由で、フィットの購入を後悔したくない人には、標準装備満載の贅沢なグレードがオススメ。
ガソリンモデルなら”15XL ホンダセンシング”や"13G・S ホンダセンシング"。ハイブリッドモデルであれば、”ハイブリッド・S ホンダセンシング”。車両価格は高価ですが、きっとあなたを満足させてくれるはずです。
お買い物や子どもの送迎に
近場のスーパーや小学校、幼稚園など、女性は短距離走行が多いですよね。家庭の事情も考慮して、経済的な車が欲しいと考えているはず。そんな人たちにオススメなのが、ハイブリッドモデルの”ハイブリッド・L ホンダセンシング”。
充実した快適装備が退屈な運転を紛らわせてくれます。安全装備も豊富なので、お子さんをよく乗せる人は安心できると思います。また、ハイブリッドシステムを搭載しているので燃費が良く、お財布にも優しいですよ。
通勤、通学用の足車として
通勤、通学に利用するならば、できるだけ安価な車が欲しいですよね。だけど、毎日乗るからそれなりの快適装備にも気を遣いたい気持ち。とてもわかります。
そんな人には、ガソリンモデルの"13G・L ホンダセンシング"、”ハイブリッド・F”がオススメ。それなりに燃費性能が高く、実用的な機能も装備されたグレードです。価格も上級グレードほど高くなく、コストパフォーマンスに優れているので、お買い得感を感じると思います。
ファミリーカーとして利用したい
フィットをファミリーカーとして検討する家庭は、おそらく3~5人家族だと思います。頻繁に多人数での乗車や長距離運転をする機会があると思うので、パワフルな走行性能と利便性を兼ね備えたグレードが良いでしょう。
フィットのグレードでは、ガソリンモデルの”15XL ホンダセンシング”や、ハイブリッドモデルの”ハイブリッド・L ホンダセンシング”が当てはまります。これらのグレードであれば、ファミリーカーとしても十分に活用できる機能が満載です。
免許取り立ての初心者には
免許取り立ての初心者には、充実した安全装備と安価な車両価格が必要不可欠。通勤や通学、買い物やドライブまで、マルチにこなせるグレードが良いと思います。ガソリンモデルであれば"13G・L ホンダセンシング"、ハイブリッドモデルであれば”ハイブリッド・L ホンダセンシング”がオススメ。
これらのグレードであれば、運転技術に不安を持っていても車がキチンとアシストしてくれます。万が一のときも安全装備があるので安心。それなりに快適装備も充実しているので、頻繁に車に乗る人には役立つはずです。
見た目重視の人には
カッコいい車が欲しい人は、ガソリンモデルの”13G・S ホンダセンシング”や”RS ホンダセンシング”、ハイブリッドモデルの”ハイブリッド・S ホンダセンシング”がオススメ。これらのグレードはスポーティーなフロント/リアバンパー、サイドシルガーニッシュ、大型テールゲートスポイラーを標準装備。
ノーマルなフィットとは異なる、攻撃的でシャープな印象を与えてくれるでしょう。車両価格は少し高めですが、デザイン性に優れたアイテムは基本的に高価なことが多いです。あとで後悔しないように、思い切って購入することをオススメします。
運転を楽しみたい
引用元:フィット公式ページ
過去にスポーツカーに乗っていた、もしくはスポーツカーに憧れがある、そんな人たちには、迷わずガソリンモデルの”RS ホンダセンシング”をオススメします。6MTが唯一採用されているフィットなので、スポーツカーのように自由自在に操ることが可能です。
CVTでもパドルシフトが標準装備されているので、楽しい運転ができるでしょう。インテリアも”RS ホンダセンシング”専用デザインなので、きっとあなたをやる気にさせてくれるはずです。
フィットは万能コンパクトカー
車の購入を検討している理由は人それぞれだと思いますが、間違っても自分の使い方に適していない車選びはしないようにしましょう。
フィットはどんな用途でもマルチにこなせる万能コンパクトカーです。自分に適したグレードをチョイスして、使い倒せるといいですね。
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