ホンダの大人気コンパクトカー、フィット。街中でも既に多くのフィットが走っていますが、その販売台数は衰えることを知りません。
フィットの車両価格は、約142万円からとなっていますが、それはあくまで車両価格の話。新車は車両オプションに加え、諸経費と呼ばれる税金やリサイクル料金を含めた金額が必要になります。
車両価格が200万円だと思っていても、最終的に230万円支払うことになった、なんてことになってしまうのは、車両オプションや諸経費を加味していないからなんですね。
そこで、今回は色んなパターンで、フィットの見積りを出してみたので、ぜひ参考にしてください。
フィット/フィットハイブリッドの新車価格
まずはフィットの車両価格を表にまとめてみました。
この表には、車両オプションや諸経費(税金やリサイクル料金など)を反映していません。その点をご了承ください。
ガソリンモデル | ハイブリッドモデル | |
ベースグレード | 13G・F/1,323,000円~ | ハイブリッド/1,699,920円~ |
ミドルグレード | 13G・L/1,531,000円~ | ハイブリッド・F/1,815,480円~ |
上級グレード | 13G・S/1,658,000円~ | ハイブリッド・L/2,079,000円~ |
最上級グレード | 15XL/1,716,000円~ | ハイブリッド・S/2,205,360円~ |
左側にはグレード名、右側には車両価格(税抜)を記載しています。フィットの駆動方式はFFと4WDの2種類がありますが、反映されているのは価格の安いFF。
全てのフィットの中で、最も安いグレードが約130万円、最も高いグレードで約220万円となっています。
ガソリンモデルはミドルグレード以降のグレードで、ハイブリッドモデルは上級グレード以降のグレードで、ホンダの先進安全技術であるホンダセンシングが標準装備されています。これは非常にありがたい点です。
特にガソリンモデルは、約150万円からホンダ自慢の安全技術が搭載されているのですから。そのうえで、軽自動車並みの価格を実現しているというのは、素直に評価できるポイントです。
さて、ご自身の予算によって、どのグレードのフィットを選択するのがベストなのかは、ある程度把握できたのではないかと思います。
でも新車の購入はこれだけではありません。次に、車両オプションを選択する必要があります。そこで、私がインターネット見積りを利用して実際にフィットの具体的な価格を調べてみました。ぜひ参考にしてください。
フィットのガソリンモデルを見積り!
フィットのガソリンモデルの見積りを行うために、まずはガソリンモデルのグレードを選択しなければなりません。
そこで、今回は私個人が最もコストパフォーマンスが良いと感じたグレード、13G・L ホンダセンシングを選択したいと思います。
・フィット 13G・L ホンダセンシングの魅力
引用元:フィット公式ページ
※画像はハイブリッドモデル
最低限の性能・装備・価格の三拍子が揃ったベースグレードの13G・Fに、先進安全技術であるホンダセンシングや、未来的で高級感のあるLEDヘッドライトが標準装備となったこのグレード。
車両価格は約165万円と装備の充実具合を考えると、非常にお得なおすすめグレードです。ハイブリッドシステムを搭載していないものの、カタログ燃費は24.6km/lと非常に良い数値を叩き出しています。
・フィット 13G・L ホンダセンシングを見積るといくら?
13G・L ホンダセンシングの魅力を語ったところで、いよいよ見積りに入っていきます。
グレードを選択したあと、次に選択するのはボディカラー。今回はそれほど重要ではないポイントなので、追加料金の発生しないルナシルバー・メタリックを選択します。
ちなみにフィットのボディカラーは全12色。選択するボディカラーによっては、32,400円もしくは54,000円が車両価格に上乗せされます。
13G・L ホンダセンシングはあくまでミドルグレードであって、上級グレードではないので、内装カラーの選択まではできません。13G・L ホンダセンシングが選択できるのは最もベーシックなブラックだけですが、それでも十分満足できる質感の高さはあります。
そして、いよいよ車両オプションの選択へと移ります。今回選択する車両オプションは、人気が高い実用的なオプションを選択しています。
まずはメーカーオプション。と言いたいところですが、メーカーオプションは今回は選択しません。もちろん、価格の上昇を抑えるためです。ETC車載器なんかは車用品店で安いモノを取り付ければ十分ですし、本当に実用的なオプションは標準装備となっているので安心。
と言うことで、早くもディーラーオプションの選択です。メーカーオプションを選択しなかった分、ディーラーオプションでは取り付けるモノがたくさんあると思います。
- フロアカーペットマット(スタンダード)フロント/リアセット
- ベーシックインターナビ VXM-184VFi
と思いましたが、絞った結果、これだけになりました。
13G・Lは元々標準装備が多いので、これだけでも十分だと感じます。ドアバイザーやマッドガードなどは迷いましたが、今回は選択しない方向で進んでみます。
気になる結果はと言うと......
なんと1,809,280円(税込)という結果に!
目標は200万円以下に抑えることでしたが、それよりも大幅に安く済ませることができました。しかし、新車購入時に発生する費用はこれだけではありません。
・フィット 13G・L ホンダセンシング購入時に発生する諸経費は?
新車購入時に発生する費用は、
- 自動車税
- 自動車取得税
- 自動車重量税
- 自賠責保険料(37ヶ月)
- 手続き代行費用
- 預り法定費用
- リサイクル法関連費用
以上の7つです。
13G・L ホンダセンシングの場合、発生する諸経費は合計158,670円(登録月によって、自動車税は変動します)となります。
・13G・L ホンダセンシングの支払い総額は?
最終的に、車両本体とオプションを合計した車両価格と諸経費を合わせると、支払い総額は1,967,950円となりました。
これならギリギリ200万円を超えずに納車することが可能です。車両オプションの選択が少ない気がしますが、今回は参考にしていただくための仮の見積り。だいたいこの金額に、自分が選択したい車両オプション代を上乗せ、という形になると思います。
車の装備にこだわりがない人は、200万円を切る支払い総額で、フィットを納車することができますね。
フィットのハイブリッドモデルを見積もり
次はフィットのハイブリッドモデルの見積りを行いたいと思います。
ハイブリッドモデルには計4種類のグレードがありますが、今回は上から2つ目の上級グレード、ハイブリッド・L ホンダセンシングを選択します。こちらも私が、フィットのハイブリッドモデルの中でコストパフォーマンスが良いと感じたグレードです。
・フィット ハイブリッド・L ホンダセンシングの魅力
引用元:フィット公式ページ
ハイブリッド・L ホンダセンシングは、上記で見積りを行ったガソリンモデル、13G・Lのハイブリッドバージョンのようなポジションです。
高級感はそれほどありませんが、実用的な装備の多くが標準装備となっており、非常にコストパフォーマンスに優れます。
ハイブリッドシステムを搭載しているので、車両価格は約208万円と少し高額ではありますが、その分、カタログ燃費は34km/lと優秀な数値を記録しています。
・フィット ハイブリッド・L ホンダセンシングを見積るといくら?
そんなコストパフォーマンスに優れる、魅力的なハイブリッド・L ホンダセンシングですが、実際に見積を行うとどのくらいの支払い総額になってしまうのでしょうか。
まずはグレードを選択し、13G・L ホンダセンシングと同様に、追加料金が発生しないルナシルバー・メタリックを選択。
内装カラーですが、実はハイブリッド・L ホンダセンシングはブラックの他に、ブラウンも選択することができます。しかし、このブラウンはメーカーオプション扱いとなり、選択すると料金が加算されるので、今回は通常のブラックを選択。
予算に余裕のある人は、ぜひブラウンを選択してみてください。質感の高さに、きっと驚くことだと思います。
ちなみに同じブラックでも、ガソリンモデルとは異なり、ハイブリッドモデルはコンビシートが採用されています。ハイブリッドモデルの時点でコンビシートに切り替わるので、13G・L ホンダセンシングで選択したブラックのシートは選択することができません。
そして、迷いましたが、今回もメーカーオプションはなし。バックカメラなどを取り付けたい人は、ぜひメーカーオプションを選択してください。魅力的な装備に惑わされて、車両価格が跳ね上がること間違いなしです。
次にディーラーオプション。選択するディーラーオプションは、
-
- フロアカーペットマット(スタンダード)フロント/リアセット
- ベーシックインターナビ VXM-184VFi
の2点のみ。これは13G・L ホンダセンシングと同じ流れですが、決して無理やり価格の上昇を抑えているワケではありません。
それだけハイブリッド・L ホンダセンシングには、実用的なモノが標準装備となっているんです。
これで見積りを出してみます。そして、ハイブリッド・L ホンダセンシングの見積りの結果は、車両価格2,230,480円(税込)となりました。13G・L ホンダセンシングにハイブリッドシステム代を加算した感じの車両価格となりましたが、この価格に諸経費が加算されます。
・フィット ハイブリッド・L ホンダセンシング購入時に発生する諸経費は?
13G・Lの見積り時にもお話ししたように、諸経費の項目は7つ。
先ほどご紹介したので、説明は割愛しますが、ハイブリッド・L ホンダセンシングの諸経費の合計は、109,610円(登録月によって、自動車税は変動します)となります。
気づいた人がいるかもしれませんが、この諸経費の合計は、13G・L ホンダセンシングの諸経費の合計より安くなっているんです。
これがなぜかというと、ハイブリッドカーであるフィット ハイブリッド・L ホンダセンシングは、エコカー減税が適用されているから。具体的には自動車取得税と、自動車重量税が免除になっているのです。これは非常にありがたい特典ですね!
・フィット ハイブリッド・L ホンダセンシングの支払い総額は?
エコカー減税が適用された諸経費と、オプション代金を加味した車両価格の合計である支払い総額。
フィット ハイブリッド・L ホンダセンシングの支払い総額は、2,340,090円となります。
フィットの新車価格は概ね180万~250万円前後!
フィットのガソリンモデルとハイブリッドモデル、それぞれの見積りを出してみましたが、参考になったでしょうか。
今回の記事では、車両オプションを抑えれば、それなりに安く新車のフィットを購入できることがわかりました。
ガソリンモデルはミドルグレード、ハイブリッドモデルは上級グレードを選択しているので、グレードを落とせばもっと安く購入することも十分に可能です。
車両オプションはほどほどに、賢くフィットを購入しましょう!
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無料、かつ1分で終わるワンステップを実施するかしないかが、フィットを購入する際に、あなたが損をするのか、それとも損をせずに逆に得をするのか、の分かれ目になることを知っていましたか。
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